成人式

早いもので私も本日成人式を迎えました。だからなんだというと、何ということもないのですが出席してまいりました。
会場のホール、ではなくドームへ参りますと新成人の人だかり。スーツと振り袖の見本市のような有様です。中学校の同窓などとも顔をあわせましたが、変わったの変わらないのさまざまですね。ただ一様にいえることは、皆大きくなった、ということ。背が変わらんのは私だけ。いやはや皆さん成長したものだ。
男連中は見れば大体分かるんですよ。分からないのが女衆。振袖着こんで頭は結い上げて、お化粧もしっかりと塗っていらっしゃる。お綺麗なのはまことに結構なのですが、誰が誰やらさっぱり見当もつきませんな。かと言って「卒時ながらお手前の御姓名は?」などと聞くわけにも参らず分からぬまんまですわね。
それにしてもまああれですね。髪を染めた人間の増えたこと。矢張り茶色が多いのですが、ま、そういう時代なんですかね。私は染める気はありませんが。われわれ日本人には黒髪というものがこの世に生まれ出でたるときから生えております。その立派な髪をわざわざ染めるなんてのはもったいないように思うためです。他人が染める分にはお好きになさればよろしいのですが、あたしは染めませんよ、と。
そもそも黒という色はどういう色かといいますと、黒なんですね。黒といいますと、黒色破壊光線なんていいまして…、いやこれは分かる人だけニヤリと笑ってくれればいいんです。わからないからといってわざわざ調べるほどのものでもありませんよ。調べたって10円あげるとかそういうものでもありませんし。
さて式中の挨拶も聞いておりましたが、市長・市議会議長ともに60点というところ。一番よかったのは閉会の辞の教育長。ああいう田舎のおじいさんみたいな話方はようございますね。
しかし成人したとは言っても、お酒は飲むと手がプルプル震えてくるというくらいの不調法者ですし、タバコなんてのはあんなもの代金に見合わんですからな。いくらあたしが、これはまだ定かではありませんが、仮に自分の身がいじめられて喜ぶ趣味があったとしても、実際どうなのかは知りませんが、そういうものであっても、タバコなどというこっちから金を払って命を縮めるような、割に合わん愚行だけは出来ません。どっか悪うすれば病院費もかかりますし。私もしみったれ小父さんですから金が絡むと狡いですよ。一円玉も大切ですよ、ええ。
だんだん話がずれてきました。本筋までもう戻れそうにありませんので、とりあえず今日はこのくらいで。