家政婦は

見ました。
いつも言いますが、市原悦子は舞台女優なんでしょうね。演技がそうですもの。大袈裟でしょ。あれがテレビでやるとわざとらしいとかそういう評価になりやすいんですが、舞台でやると不思議とピッタリあうんですよ。空間の広がりとかそういうあれなんでしょうけどね。
今日は二役でありまして、演技の使い分けですね。そこはやはりベテランだけあってよろしいんじゃないでしょうか。ええ。
で、ひとつ書いておきたいのが、役名と役者名と混合して済みませんが、最後にトミさんが夏八木と死ぬところ。あの場面の市原悦子が出す妙な色気ですね。夏八木の横に寝そべって足をこう、持っていくわけですね。男のほうへ。あの雰囲気はあれですね、なんというか、妙ですね。妙です。ええ、妙です。悪い妙じゃないんですよ。いい妙なんですな。妙。