凋落を防ぐには

必要なのは「競う」ということだと思うのです。もちろん、時代劇という土俵においてです。前にも「水戸黄門作戦」と題して皆さんに紹介致しましたが、テレビ各局で同じテーマの作品を作るわけです。たとえば「水戸黄門」です。各局独自のカラーを出した水戸黄門を競作するわけです。
NHK大河ドラマ水戸黄門」であったり、フジテレビ大奥枠で「水戸黄門」を作ったりと各社のカラー各社の見解を前面に押し出して、それぞれの解釈の水戸黄門を作るのです。テーマ戦でポイントがはっきりする分、より活気が出まして、競い合うわけですから相乗効果で数字にもそれなりの効果も出るでしょう。
それによって、「やはりTBSのがいいわねぇ」、ということになるか、「フジのも意外性があっていいぞ」とかそういう風になるような希望的観測を持っております。
活気を生み出すには競うことです。そのすじの人がご覧いただいておられたら、どうぞご検討を願います。