時代劇

14日なのに

忠臣蔵がありません。そりゃCSなんかではやってるんでしょうけども、地上波でやらねば意味がないのです。地上波でやって、老若男女「ああ、忠臣蔵だなあ。もう年も暮れるんだのう」と思わねばならないのです。そうやって文化を守ってこそ時代劇の発展もある…

元禄忠臣蔵

少しづつ見ています。まとまった時間が取れりゃいいんですが、本職の学業が忙しくてどうにも相済みませんことでございます。 この作品は戦中に作られたものでありまして、最初のタイトルの後に「情報局なんたら作品」と思わず最敬礼をしたくなるような文言が…

日本の時代劇文化を守ろう!

フォーラムに参加してまいりました。詳しくは後日レポートで本館収録にします。

必殺仕事人

必殺仕事人がありましたですね。最初に評価を下しますと、65点くらいでしょうか。合格ラインを60点として、まあ及第点というところ。 まず、東山の二枚目と三枚目の使い分けがまだ甘いですね。中村主水と重ね合わせよう、というやり方は悪くないですが、藤田…

役年齢+10

何の数字だ、と言いますと時代劇においての配役の私なりの目安です。つまり、その役の年齢(例えば20歳)に大体10を足した年の役者(30歳)を充てるということです。時代劇の場合、特に若い役ですが、役の年齢と同じくらい年齢の役者をあてると大体の場合、…

雪之丞変化

久しぶりに三条の文化博物館へ行ってまいりました。学生は400円で一本映画の見られるあの文化博物館です。 今日の上映は林長二郎主演の「雪之丞変化」です。長二郎の一人三役が見られる作品です。で、三役のうち二役までが女形・女役でして、うまいもんです…

仕事人

今日、新聞のテレビ欄を見ておりますと、 必殺仕事人・旋風編 「主水、エスカルゴを食べる」 勝手に食へ!

必殺

某所より必殺シリーズ劇場版のDVDボックスを借りてまいりまして、見ております。これは必殺仕事人からのお話ですね。 まだ中村主水が主役になる前の「必殺仕置人」は見ているのですが、仕事人は未見でありました。勉強不足ですね。で、見ているわけですが…

弥七復活

昨日の水戸黄門なんですが、大阪へ言っておりましたので、録画して先ほど見ました。 題の通り弥七復活です。冒頭の部分の弥七が出たところのテーマ、ええですなあ。あれは弥七のテーマなんですかね。よく分かりませんが、懐かしい感じがしました。 演ずるは…

座頭市

日曜ロードショーです。前に本館でレビューを書いてからもう1年以上経ってるんですね。あの時も日曜ロードショーでした。早いものです。 さて2度目のたけし座頭市ですが、だいぶ粗が見えますね。1年半たって私の目はよりいやらしくなってしまっているようで…

柳生十兵衛

NHKでやっておりました。村上弘明のやつです。 久しぶりに見ましたが、話自体は平凡ですね。作りもまあ並程度。しかし光るものがひとつだけあります。 紀伊頼宣役の西村雅彦、これです。この役はいわば「陰謀馬鹿殿」、系統でいえば、菅貫太郎なんかが得…

早乙女主水之介

最後の立ち回りシーンだけ見ておりました。やはり上手いですね。太刀筋が綺麗でありまして、体の動きも太刀筋と乖離しておりません。 それにしても演技がオーバーですよ。自然とは言いがたいですいね。ですが、この演技が滑稽にならず、説得力を持たせること…

鬼平犯科帳

今終わりました。矢張りようございますね。話の芯がしっかりと組み立てられていて。池波時代劇の最骨頂です。 今回の題は「一本眉」でしたが、これはテレビシリーズで一度ありまして、あの時は芦田伸介がお頭をやりましたですね。宇津井健も悪くはないのです…

漫才提灯

見ました。主演はミヤコ蝶々、脇に南都雄二、秋田AスケBスケなど吉本興業総出演の作品です。 作品としては軽いつくりの喜劇でありまして、3本立ての一発目にぶつけるようなそんな感じです。たいしたストーリーがあるわけでなし。ひとえに吉本の芸人がやって…

永田町時代劇

テレビタックルです。皆さんご存知でしょうけれども、現代政治を時代劇に仕立てるというあれですね。 朝日放送ではもう何年もやっておられますが、いいことだと思いますよ。政治を政治としてでなく、他のものを通してより身近に、分かりやすく、通俗的に見せ…

復活、風車!

今度の水戸黄門からなんと、風車の弥七が復活するそうです。扮するは内藤剛志。 皆さんご存知でしょうが、弥七は俳優座の中谷一郎が前・水戸黄門で演じいた役どころで、水戸黄門の中では最もかっこいい男です。八兵衛の親分でもあります。 しかし、今更弥七…

大阪物語

溝口健二作品です。主演は二代目中村鴈治郎。 テーマとしては、お金の持つ魔力でしょうか。守銭奴という言葉がよく会う作品です。 この作品、中村玉緒が出ているのですが、あのお嬢さんが何をどうするとこうなってしまうんでしょうね。時の経過は確実に起こ…

勢揃い関八州

勢揃い関八州です。 京都テレビで放送されました。主役は片岡千恵蔵扮する国定忠治。 東映セミオールスター映画でありまして、スター級がボロボロ出ております。それでですね、出ましたですよ黒川弥太郎。やはりいい男です。かっこええですなあ。 平手御酒に…

凋落を防ぐには

必要なのは「競う」ということだと思うのです。もちろん、時代劇という土俵においてです。前にも「水戸黄門作戦」と題して皆さんに紹介致しましたが、テレビ各局で同じテーマの作品を作るわけです。たとえば「水戸黄門」です。各局独自のカラーを出した水戸…

二人の用心棒

「関の弥太っぺ」ものです。KBC京都で7時からやっております。皆さん通でいらっしゃいますから弥太っぺといえばお分かりでしょうが、股旅物の代表作ですね。その中でも一匹狼の渡世人作品に分類されるものです。 こう見てますとね、子供が母親の実家の旅籠に…

金さん

久しぶりに時代劇の話題です。松平健の遠山の金さん。突っ込みどころ満載の作品です。今日はお白州の場面を。 まずですね、奉行の金さんが「岡っ引」という言葉を使う。こりゃまずいですね。あれは庶民が蔑んでいう言葉ですからね、奉行が使う言葉ではない。…

10時間

まだ見ておりません。ビデオに撮りましたので明日からゆっくりと見る所存。感想はまた今度。

市川右太衛門生誕100周年

今年はそういう年であります。いや全く以ってめでたいことです。 NHKあたりが特集を組んでくれることをせつに願っております。

タックル時代劇

時代劇としてはあれですが、面白いですね。森や小沢役の役者なんてよくああも似た人を見つけてくるものだ、と。

来年の10時間は

また忠臣蔵だそうです。去年が吉右衛門の忠臣蔵でしたのに、もうですよ。来年のは副題として「瑤泉院の陰謀」だとか。変なにおいがしますね。どうも素直でない。 忠臣蔵はね、第一に書くべきは忠義なんですよ。「忠魂義烈・実録忠臣蔵」ですね。そこへね、色…

忠臣蔵がない!

とうとう今年は忠臣蔵が放送されませんでした。去年はまだNHK様のBS2で先代の松本幸四郎のやつがあったんですけれどね。今年は全滅。 ここにも時代劇の衰退が見られるわけでございますな。

斬られ役・福本清三

本日の探偵ナイトスクープ出ておられましたな。途中から見たのでどういう依頼か詳しくは分かりませんが、子供が髷を結ってバッサバッサ斬りたいというものだと思います。 しかしあれですね、今日のこれを見てもそうですが、斬り方が悪くとも斬られ方が上手い…

赤穂浪士

BS2のお宝TVという番組で赤穂浪士をやっていました。長谷川一夫の大石内蔵助、ようございますね。笑点でよく木久蔵が「各々方、討入でござる」と声帯模写をしているあれです。それにしても吉良上野介は滝沢修だったんですね。今日あれを見るまで尾上松緑だと…

七代目

松平健が遠山の金さんをやるそうです。放送は来年1月。松平「金さん」は潜入操作のために植木屋なんかに七変化するとのこと。どうもイロモノくさい あまり期待せぬ方がいいでしょうね。

太閤記

昨日のですけどね、やはり悪くありませんね。大河より大河っぽい作品です。しかしあれですね、予告編見て驚きましたよ。足利義昭を京本政樹がやるんですって。これは私の頭の中には無い抜擢ですね。どんな義昭なんじゃろうか?全く予想がつきません。