永田町時代劇

テレビタックルです。皆さんご存知でしょうけれども、現代政治を時代劇に仕立てるというあれですね。
朝日放送ではもう何年もやっておられますが、いいことだと思いますよ。政治を政治としてでなく、他のものを通してより身近に、分かりやすく、通俗的に見せるということですわね。
こういうのはもう昔からありましてね、政治を国民に膾炙させる方法。例えば川上音二郎のオッペケペ節。「権利幸福きらいな人に、自由湯をば飲ませたい、オッペケペ…」いうものです。
他にもですね、演歌なんかがそうです。演歌といっても大晦日になるとやたら流れるあれじゃありませんよ。唄でもって政治風刺だのなんだのをやるわけです。主な演歌師というと添田唖蝉防だとか石田一松あたりが挙げられます。これがですね、町の辻にでも立ってバイオリンを弾きながら風刺をするという姿。金のないインテリ学生あたりもやったといわれております。
しかし、本来のあるべき姿となると政治を間に何もはさまずに政治として見て政治として分かる、それが求められるところではないでしょうか。せっかく『先進国』といわれるだけの国になったわけですしね。
今日はそんなところです。