女人哀愁

入江たか子主演、昭和12年のPCL・入江プロ作品です。例の京都府文化博物館で見まして、いいですね。400円で一本見られるわけですから。
結婚をテーマに作られた作品でありまして、見合い、恋愛それからの結婚生活、人間はいかに生きていくべきや、といったところでしょうか。考えさせられるところではありますね。
この作品、ところどころアテレコの場面があるのですが、これがなかなかどうして合っておりません。口の動きと声とがばらばら。口の形とも違ってましてね、見てるほうはいらいらしてきます。幸いにも多用はされてなかったのでよかったのですが、技術ってのは進歩してるんですね。
そういったところで。