歌い方の問題か

私が最近の歌を好まぬ理由、なんとなく分かりかけてきました。あの、歌手がですね歌を歌いますね。そのときにどうも自分の歌に酔っているようなそういった感じが気に入らないようなのです。歌を歌うという行為がですね、お客さんに向かってのものでなくて、自分に向いて自分が満足するために歌っているような印象を受けるわけですね。
ここで例によって過去の話に入りますが、ひとつの原因としてあげられるのが、昨今の曲の扱いにではないかと思うのです。つまり、「歌手のための曲」か「曲のための歌手」かということ。今の歌い手さんというのは大体がその人に合ったその人のための曲をその人が歌っているのであります。その人あっての曲である、と。対して昔の場合は先に曲ありきなのです。で、その曲にあった歌手を探すんですね。
ですから、と書いて話をまとめようと思ったのですが頭が混乱してまいりました。この続きはまた後日、整理がついたら書くことにいたしましょう。